2013年 10月 28日
継手の技 |
母屋工事をさせていただいた、お客様の離れの小屋の工事をしておりましたが、
いつも思いますが、大工さんの構造材の加工技術には感心してしまいます。
写真は「すり落とし」とか呼ばれている継手の収まりですが、
二本の梁を巧みに加工して強度が落ちないように堅固に接続する技術です。
最後は双方にあけた穴に、「込み栓」と呼ばれる堅木の丸棒を打ち込んで固定しますが、
寸分違えずによく加工するもんだな・・と感心します。
昨今は工場で加工して金物で固定するのが圧倒的に多いのですが、
こういう仕事を見せてもらうと、無くしちゃいけない技があることに気づかされます。
by hurudera54
| 2013-10-28 06:21
| 建築
|
Comments(2)
おはようございます。
朝から素晴らしいものを見せていただきました。
台湾にいると日本の良さがほんとうによく分かります。
例えば、日本人は物を作るとき100パ-セントを要求され、出来上がったものはとても精巧なものです。台湾では80パ-セントでOK.それぞれの良いところがあるのですが・・・。80パ-セントと100パ-セントの違いはかなり大きい。80を100にするのは80のものを作るのと比べられないくらいのエネルギ-がいります。台湾ではその2割を他にまわせるという利点はありますが、どこを見ても何か精巧でない・・・細かいことを言わなくても人間は生活できるのですが、日本だったらこんなことはしないだろうなと思うようなことによく遭遇します。(笑)
逆に、日本はそこまで要求しないでいいものまで100なので、コストが高くなるんでしょうね~。
日本ってほんとうに素晴らしい国です。
朝から素晴らしいものを見せていただきました。
台湾にいると日本の良さがほんとうによく分かります。
例えば、日本人は物を作るとき100パ-セントを要求され、出来上がったものはとても精巧なものです。台湾では80パ-セントでOK.それぞれの良いところがあるのですが・・・。80パ-セントと100パ-セントの違いはかなり大きい。80を100にするのは80のものを作るのと比べられないくらいのエネルギ-がいります。台湾ではその2割を他にまわせるという利点はありますが、どこを見ても何か精巧でない・・・細かいことを言わなくても人間は生活できるのですが、日本だったらこんなことはしないだろうなと思うようなことによく遭遇します。(笑)
逆に、日本はそこまで要求しないでいいものまで100なので、コストが高くなるんでしょうね~。
日本ってほんとうに素晴らしい国です。
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hurudera54 at 2013-10-28 16:38
くのさま
う~~ん・・・・考えさせられますねぇ。
ワタクシ的には80%で十分なのですが、(笑)
極限まで極める技がなければ「美」」は生まれないのでしょうし・・。
どっちにせよ異文化を体験できるくのさんはうらやましいですね。
う~~ん・・・・考えさせられますねぇ。
ワタクシ的には80%で十分なのですが、(笑)
極限まで極める技がなければ「美」」は生まれないのでしょうし・・。
どっちにせよ異文化を体験できるくのさんはうらやましいですね。