2012年 10月 05日
花と短歌 |
園芸研究家の柳宗民さんと歌人、鳥海昭子さんとの共著。
鳥海さんは山形から家出同然で上京して最初は児童養護施設の洗濯婦として働きはじめ、
やがて施設の保母さんとして定年まで勤められたそうですが、
仕事のかたわら短歌を作っていたそうです。
「母に抱かれたおぼえない手に人形はつぶれるばかり抱かれている」
「産んだ訳生まれた訳のわかりそうな冬の木の芽の少しふくらむ」
仕事柄いろんな子供たちを見てきたのでしょうが、
印象的な歌が多いです。
by hurudera54
| 2012-10-05 06:18
| あれやこれやと・・。
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